千葉県は佐原の市街地にて執り行われる秋の大祭「佐原の大祭(さわらのたいさい)」
2016年12月に「ユネスコ世界無形文化遺産」にも登録された、
佐原の大祭を代表する「佐原の山車行事」は圧巻!
このブログでは、佐原の大祭に参加予定の方に、
日程やスケジュール、歴史、見どころ、アクセス方法、駐車場をご紹介していきます!
ぜひ、事前情報の収集にお役立ていただければ幸いです。
佐原の大祭2019 日程・スケジュール
まず初めに、佐原の大祭2019の日程・スケジュールについてです。
夏と秋に開催される佐原の大祭は、秋祭りの方だと
2019年10月11日(金曜日)~10月13日(日曜日) となっています。
※毎年、10月第2土曜日を中日とする金曜、土曜、日曜日
平日と土日に開催されるため、参加しやすい日取りになっていると思いますので、
足を運んでみてはいかがでしょうか。
佐原の大祭2019 歴史
次に、佐原の大祭の歴史についてです。
この佐原の大祭は、川越氷川祭、常陸國總社宮大祭とともに
関東三大山車祭りの一つと称され、約300年もの歴史があるとされています。
日本三大囃子「佐原囃子」の音を町中に響かせながら、小江戸と呼ばれる町並み(国選定 伝統的建造物群保存地区)の中を家々の軒先をかすめながら進むさまは風情たっぷりで、江戸時代の情景を彷彿とさせる。
自慢の山車は、総欅造りの本体に関東彫りの重厚な彫刻が飾り付けられ、上部には江戸・明治期の名人人形師によって制作された高さ4mにも及ぶ大人形などが飾られている。
八坂神社祇園祭である7月の夏祭りは、小野川をはさんで東側一帯(本宿地区)を10台の山車が曳き廻される。
一方、諏訪神社秋祭りである10月の秋祭りは、小野川の西側一帯(新宿地区)を14台の山車が曳き廻される。
「水郷佐原山車会館」では、夏祭りと秋祭りの山車が1台ずつ交替で2台展示されている。引用元: 「佐原の大祭」の概要
佐原の大祭2019 見どころ
では早速、佐原の大祭の見どころについてです。
見どころはなんと言っても山車行事!
夏祭りよりも多い、15台もの豪華絢爛な山車を見ることができます。
山車行事で見られる、総重量4tにもなる山車を動かす「曳き廻し」は圧巻!
曳き廻しの中でも、「曲曳き」と呼ばれる
技を競い見せ場を作る特別な曳き廻しが最大の見どころです!
この曲曳きにも、「のの字廻し」「そろばん曳き」「小判廻し」
3つの方法がありますので、それぞれをご紹介していきます。
のの字廻し
のの字廻しは、見ての通り、2本の丸太(てこと呼ばれる)を使って、
字の「の」を描くように山車を回転させる曲曳き。
山車には数十人の祭人が山車を補助し、
丸太は1人1人担いで廻しているのが分かります。
非常に困難な山車行事であるのが動画からもわかりますね。
秋祭りの見どころは、山車行事に加えて、
提灯の明かりに揺られて山車が曳き廻されるのも見どころの1つです。
そろばん曳き
そろばん曳きは、前後に山車を曳き、所定の位置まで曳いたら
急停止させ、またさらに反対方向へ曳く、これを数往復させる曲曳き。
非常に危険を伴う曳き廻しであることから、
一歩間違えたらご破算になるので、そろばん曳きと呼ばれているようです。
引用元: 香取を旅する
小判廻し
小判の形に見立てて山車を回転させることから
「小判廻し」と呼ばれるようになったようです。
回転させるスピードは、その他曲曳きの中で最も早い印象を持ちます。
道路が狭い佐原で器用に山車を曳き廻す姿にも圧巻です。
佐原の大祭2019 会場
続いては、佐原の大祭の会場についてです。
会場となるのは、千葉県香取市(旧佐原市)佐原の市街地で行われ、
15台もの山車が佐原の街を曳き廻します。
佐原の大祭2019 アクセス・行き方
佐原の大祭が行われる最寄り駅「佐原駅」までの
アクセス方法、行き方についてです。
電車を利用したアクセス・行き方
■千葉駅からお越しの方 所要時間は約1時間弱
■新宿駅からお越しの方 所要時間は約3時間弱
↓ JR山手線利用
日暮里駅
↓ 京成本線快特利用
京成成田駅
↓ JR成田線利用
佐原駅
■横浜駅からお越しの方 所要時間は約2時間30分
↓ JR横須賀線利用
千葉駅
↓ JR成田線利用
佐原駅
車を利用したアクセス・行き方
東関東自動車道を利用して
■佐原香取ICから10分
■大栄ICから20分
佐原の大祭で利用したい駐車場・パーキングの場所について
車で来られる方が最も気になるのが駐車場・パーキングではないでしょうか?
佐原駅周辺の駐車場・パーキングについてもご紹介しておきます。
利根川河川敷臨時駐車場
【場所】千葉県香取市佐原粉名口
【料金】無料
【時間】午前9時30分~午後9時まで
【台数】約1,000台
佐原の大祭が開催される期間中に
臨時で解放される駐車場。
収容台数も1,000台と広いため、こちらを利用すれば
問題はないと思いますが、万が一満車の場合も考慮して、
臨時駐車場以外の駐車場もご紹介しておきます。
佐原駅北駐車場
【場所】千葉県香取市佐原イ224-1
【料金】300円/1日1回
【時間】24時間営業
【台数】220台
佐原駅から北に位置する駐車場。
収容台数も多く、駅からも近いため使い勝手がいい駐車場です。
きめらパーキング
【場所】千葉県香取市佐原イ1720-1
【料金】550円/1日1回
【時間】8:30~17:00
【台数】29台
その他駐車場よりも閉まるのが早く、
収容台数も少ないためあまりおススメはできませんが、
万が一、その他駐車場に空きがなかった場合に備えて
駐車場リストに入れておいてもよいと思います。
まとめ
佐原の大祭の日程、歴史、見どころ、アクセス方法、駐車場をご紹介してきました。
1,000台もの収容可能な臨時の駐車場も完備され、
日取りも平日と土日、両方開催されるため、平日休みの方でも
参加しやすい日程になっていると思います。
秋祭りの中で、豪華絢爛な山車行事が見れるのも
関東ではなかなかないため、足を運んでみてはいかがでしょうか。