・秋田県の民俗行事「なまはげ」を見てみたい!
・でも、いつどこで行われるのか、そのセリフや衣装の由来も教えて欲しい!

「泣ぐ子はいねが~!、悪さする童いねが~!」というセリフで有名な秋田県が誇る民俗行事「なまはげ」

有名な行事であるためセリフやそのお面を見るとすぐに思い浮かぶかと思いますが、
実際、なまはげのセリフの由来や包丁を持つ理由などはご存知でしょうか?

なまはげを一度は見てみたい!という方も多いかと思いますので、
このブログでは、なまはげのセリフや衣装の由来、どこでいつ開催されるのか時期についてご紹介していきます。

秋田県まで遊びに行かれる際は、ぜひ参考にお役立ていただければ幸いです。



なまはげとは?なまはげの意味について

それではまず、なまはげとは?について見ていきたいと思います。

なまはげの歴史は古く、残っている文献、書物を紐解くと、遡ること1800年代前半に
秋田県の小正月行事になまはげが記されていることが分かりました。

なまはげとは、真山・本山に鎮座する神々の使者として信じられ、
年に一度各家庭を巡り、悪事に訓戒を与え、厄災を祓い、豊作・豊漁・吉事をもたらす来訪神として、

昭和53年、国重要無形民俗文化財に指定されました。

神につかえる使者として人間世界に下りてきた、ということですね。
なまはげを象徴とするあのお面が人間とは到底思えないので、納得感があります。

大人ですら怖さを感じるのだから、子供が恐怖で泣いてしまうのもよく分かりますね。

それでは次に、なまはげの開催場所や開催時期について見ていきたいと思います。



なまはげの開催場所、時期について

次に、なまはげの開催場所、開催時期について見ていきます。

開催場所は、男鹿半島のほぼ全域で行われ大晦日(12月31日)の晩になまはげは出没します。

【場所】秋田県男鹿市男鹿中滝川

大晦日の晩に家々を周っては
「泣ぐ子はいねが~!、悪さする童いねが~!」

なまはげといえば、有名なセリフを言いながら子供を探してはつかまえて厄災祓いを続けます。

また、なまはげのお祭り「なまはげ柴灯まつり」では、
50匹にのぼるなまはげが登場し、こちらでもいつものセリフを言いながら街を練り歩きます。

それでは、なまはげのセリフの由来はどこにあるのでしょうか?
なぜ、子供に対してのセリフなのか、その由来や理由を見ていきたいと思います。



なまはげのセリフの由来について

それでは次に、なまはげのセリフの由来についてです。

「泣ぐ子はいねが~!、悪さする童いねが~!」

なまはげのセリフは「子供」に対してのセリフです。なぜ、子供に対するセリフになったのか?

様々な説はありますが、「教育的観点」という側面もあるようです。
「悪いことするとなまはげが来るよ!」と大人が子供に叱る、教育する方法手段になまはげが用いられているようです。

セリフの中に、「親の言うこど聞がね子はいねが~!」と言うセリフもあり、
こんなことをなまはげという恐怖の存在に言われたら、子供もおとなしくなりますね。

言うことを聞かない子は、神々の使者に厄払いとともに躾も行う秋田の民俗行事と言ったところでしょうか。
国重要無形民俗文化財に指定されるのも非常に納得です。

セリフの他に、なまはげの生態を見ると衣装や包丁を持っている姿が独特です。
それらたたずまいの由来についても見ていきたいと思います。



なまはげの衣装、包丁を持つ由来について

なまはげの衣装、包丁を持つ由来について見ていきたいと思います。

なまはげの衣装は「お面」「ケラミノ」「ハバキ」「藁沓(ワラウズ)」で構成されています。
そして、手に持つ「出刃包丁」が揃うとなまはげの完成です。

お面

二本の角、牙を付けたお面をかぶり、なまはげも赤いお面、青いお面が主流になります。
赤いお面は「ジジナマハゲ」、青いp面は「ババナマハゲ」と呼ばれる地域もあるようです。

ケラミノ

ケラミノは、体を覆う衣装。ケラミノを着用して神々の使者として扮します。
藁製で出来ており、ケデ、ケダシ、ケンデとも呼ばれます。

ハバキ

ハバキは、脛あて、ズボンのこと。こちらも藁製で出来ており、
ケラミノと同様、なまはげを象徴する重要な衣装になります。

藁沓(ワラウズ)

藁沓は靴のこと。こちらも藁製で出来ており、ワラグツとも呼びます。
秋田のように雪国では非常に最適な靴で、ケラミノ、ハバキとワラウズとなまはげを構成する大切な衣装の1つです。

出刃包丁

そして最後に「出刃包丁」。この出刃包丁を持つ由来には、なまはげの語源からきています。

そもそもなまはげの語源は、

ナマハゲの語源は「火斑(ナモミ)を剥ぐ」という言葉が訛ったものと云われています。
ナモミとは炉端にかじりついていると手足にできる火型のこと。それを剥ぎ取って怠け者を戒めるのがナマハゲなのです。

この「ナモミ」を剥ぎ取るための道具が出刃包丁ということです。
包丁の代わりに鉈を持ったなまはげもいるようです。非常に恐ろしいですね。

秋田県までアクセス方法について

それでは最後に、なまはげが開催される秋田県までアクセス方法についてです。

なまはげが行われる「男鹿半島」までのアクセス方法を見ていきたいと思います。

車、新幹線、飛行機の場合を想定してアクセス方法をご紹介していきますので、
なまはげに会いに秋田まで行かれたい方は、参考にしてみてください。

車の場合

東北自動車道を利用して、北上JCT→秋田自動車道→昭和男鹿半島ICを経由。

新幹線の場合

■東京~秋田の場合
新幹線こまち 所要時間4時間弱

飛行機の場合

なまはげのセリフや衣装、包丁を持つ由来は?秋田のどこで、いつある? まとめ

なまはげのセリフや衣装、包丁を持つ由来は?秋田のどこで、いつある?についてご紹介してきました。

なまはげのセリフの由来を見てきましたが、教育的観点も含まれていることには驚きです。
そのため、子供に対するセリフが多かったのかと納得が出来ました。

また、なまはげの衣装についても藁製がほとんどで出刃包丁を持っているのも
そもそもはなまはげの語源から来ていた、ということになまはげの歴史を垣間見えました。

なまはげを見に秋田まで行かれる際は、ぜひ事前情報として参考にお役立ていただければ幸いです。